中古スマホはやめとけと言われるが選び方次第で失敗は避けられる！

中古スマホは「価格が安い」「欲しかった機種が手に入る」という魅力があり、近年は選択肢のひとつとして当たり前になりつつあります。

特に最新モデルを新品で買うとなると10万円以上することも珍しくなく「少しでも費用を抑えたい」「そこまで高機能は求めない」という人にとっては魅力的な選択です。

しかし一方で、ネットやSNSではこんな声もよく見かけます。

実は中古スマホにはバッテリーの劣化や赤ロム、修理歴やアカウントロックなど知らないと損をする落とし穴 が潜んでいます。外見はキレイでも内部は劣化していたり、いざ使おうとしたら通信が制限されてしまったり…。

最悪の場合、購入してすぐに使えなくなってしまうケースもあるほどです。

では、中古スマホは本当に「やめといたほうがいい」のでしょうか？

答えは 「知識なしで適当に買うのは危険。でも、正しい選び方を知っていれば失敗しない」です。

この記事では、

まで、初心者でも理解しやすいようにまとめています。

特に「中古スマホはどこで買えば安心なの？」という疑問に対して、具体的なショップの特徴や口コミも交えて解説しています。

中古スマホはリスクを理解しないまま買うと後悔しやすいですが、

この2つを忘れなければ安心して使えるスマホが手に入ります。

「失敗したくない」「中古でも長く使いたい」そんな人ほどこの記事を読むことで損をしない買い方ができるようになります。

ではさっそく、中古スマホが「やめとけ」と言われる理由から見ていきましょう。

中古スマホはなぜやめとけと言われるのか？

中古スマホは「価格が安い」「選択肢が多い」という魅力がある一方で、気をつけたい落とし穴もあります。

代表的なのは、

こうした不安が重なると、せっかく安く買っても「思ったより使えない」「修理費がかさんだ」と後悔につながりやすく「やめとけ」と言われがちです。

とはいえ、事前に正しく確認し信頼できるお店を選べば実用的な1台に出会えるのも事実。

以下で避けたいリスクと失敗しない見極め方を具体的にまとめます。

中古スマホの危険性【購入前に知るべきリスク】

【ネットワーク利用制限（赤ロム）】

前所有者の分割代金が未払いだと、後から通信が止められる恐れがあります。購入前にIMEI（製造番号）で「〇判定」か確認できない場合は避けるのが無難です。

【アカウントロック（iCloud/Googleアカウント）】

サインアウトされていない端末は初期化してもアクティベーションできません。引き渡し時点で必ずロック解除済みであることが条件です。

【バッテリー劣化と発熱】

バッテリーの最大容量低下やサイクル劣化は体感性能を直撃。発熱しやすくなり、突然シャットダウンや膨張のリスクも高まります。

【見えないダメージ（水没や落下）】

外観がきれいでもフレーム歪みや基板ダメージ、Face ID/指紋センサー不良やスピーカーやマイクの音割れ、カメラの手ぶれ補正異常、OLED焼き付きなど使ってから気づく不具合が潜みます。

【防水や防塵の低下】

一度でも分解や落下があると防水性能は期待できません。風呂や雨天での使用は基本NGと考えたほうが安全です。

【ソフトウェアサポート終了】

OSアップデートが止まった機種は、セキュリティリスクや非対応アプリが増えます。銀行系や決済系アプリが使えないケースも。

【周波数、機能の非対応】

海外版や古い機種は日本の主要バンド、VoLTE、5G、eSIM、FeliCa（おサイフ）などが非対応のことがあります。

【保証や返品条件の弱さ】

個人間取引は特に「現状渡し」が基本。初期不良対応が短い、あるいは無いことも珍しくありません。

中古スマホで後悔しないためのチェックポイント

購入前に次のポイントをできるだけ確認していくと失敗がぐっと減ります。

□IMEIで判定

ネットワーク利用制限が「〇」であること。残債なしの明記。

□アカウント解除

iCloud/Googleが確実にサインアウト済み。アクティベーション済みで初期設定から始められる状態。

□バッテリー状態

最大容量や交換歴、異常な発熱の有無。充電ポートの接触、ワイヤレス充電の可否。

□基本動作

通話、モバイル通信、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、NFC。おサイフ、指紋、顔認証。スピーカー、マイク、バイブ。カメラ（手ぶれ、ピント、動画）をその場でチェック。

□画面と外装

表示ムラや焼き付き、タッチ不良。フレーム歪みや背面ガラスのヒビ、レンズ傷。

□水没や修理歴

修理跡（非純正パーツ、ネジ潰れ、防水テープ切れ）の有無。水没反応インジケーターの確認。

□対応仕様

対応バンド、SIM、eSIM、デュアルSIM、FeliCa、技適マーク、5G/VoLTEの可否。

□OS/サポート

現在のOSバージョンと今後のアップデート見込み。主要アプリの対応状況。

□付属品

箱や充電器、ケーブルやSIMピン、未使用アクセサリの有無。

□価格相場

同程度の状態や容量、カラーで横比較。安すぎる個体は理由を確認。

□クリーニング

除菌やデータ完全消去、初期化の実施方法を明記しているか。

□販売店の信頼性

動作保証（〇日～〇ヶ月）や返品ポリシー、独自保証（自然故障/赤ロム永久保証など）の有無。領収書や明細の発行。

中古スマホはなぜ人気？価格だけではないメリット

中古スマホが人気を集めている理由は単に「安いから」だけではありません。

まず、初期費用を抑えやすい点が大きなメリットです。新品だと10万円以上するモデルでも中古なら半額以下で手に入ることが多く、家計の負担を減らせます。

「最新機能は求めないけど、ある程度快適に使えれば十分」という人にとって中古スマホはとても合理的な選択です。

また、中古市場には新品では販売されていない過去モデルが多く並んでいます。例えば「コンパクトなサイズが良い」「ホームボタンがほしい」「このデザインが好き」という細かな好みも中古なら選択肢が広がります。

自分にとってちょうどいいスマホを探せる点も多くの人が中古スマホを選ぶ理由です。

さらに、中古スマホはサブ機としても使いやすく仕事用や子供用、カーナビ代わりや動画視聴専用など用途に応じて使い分けるのにも向いています。必要最小限の機能があれば良い場合、高価な新品を買う必要はありません。

もうひとつ見逃せないのは、価値の落ち方が小さいという点。新品スマホは購入した瞬間から価値が下がりますが、中古スマホはすでに価格が落ち切っているため売却するときの損失が少なくてすみます。

そして環境面のメリットもあります。まだ使える端末を再利用することは廃棄物を減らし、資源を無駄にしないことにつながります。安く合理的なだけでなく、環境にも優しい選択といえます。

中古スマホが気持ち悪いと感じるなら未使用品を検討

中古スマホに「誰かの手に触れていたもの」「前に使っていた人の痕跡が残っている気がして落ち着かない」と感じる人は少なくありません。特に毎日肌身離さず使うスマホだからこそ、衛生面や心理的な抵抗があるのは自然なことです。

そんな場合は中古ではなく、未使用品や認定整備品を選ぶ方法があります。

まず、未使用品や開封未使用と呼ばれるものは箱が開いている場合はあるものの、端末自体は実際に使われていない在庫品です。キャリアの在庫放出や返品など理由は様々ですが、中身は新品と変わらず価格は新品より抑えられています。

次に、認定整備品（メーカー整備済み品） はAppleや専門業者が動作確認やパーツ交換を行い、品質保証を付けた端末です。外装やバッテリーが新品同様になっている場合もあり「中古＝誰かが使った感」がほとんどありません。動作保証も付くので、安心して使い始められます。

また、型落ち新品 という選択肢もあります。最新モデルでなくても1〜2世代前の新品は価格が下がりやすく、衛生面の不安もありません。新品なのでメーカー保証もつき安心して長く使えます。

加えてケースやフィルム、ケーブルなどのアクセサリーを新品で揃えることで使用感がリセットされ、自分だけのスマホとして気持ちよく使い始められます。

つまり「中古が気持ち悪い」という感覚は無理に押し殺さなくて大丈夫です。

未使用品や認定整備品、型落ち新品など中古と新品のいいとこ取りができる選択肢があり価格も抑えながら気持ちよく使えるスマホが手に入ります。

中古スマホはやめとけ？買う場所が重要

中古スマホを購入するうえでいちばん大切なのは 「どんな端末を買うか」よりもどこで買うかです。

同じ機種、同じ外観ランクでも販売店によって動作確認の精度や保証内容が大きく違います。信頼できない場所で購入するとバッテリーが劣化していたり、アカウントロックや赤ロムで使えなくなったりしても返品や交換ができない場合があります。

価格が安いことに惹かれて購入しても結局は「修理費がかさんで高くついた」というケースは珍しくありません。

一方で動作チェックやクリーニング、保証などをしっかり行っている中古スマホ専門店やメーカー認定品を扱うショップで購入すれば状態が明確で安心して選べます。

販売ページに「バッテリー容量」「修理歴」「ネットワーク利用制限の判定」などが詳しく記載されているお店は品質に自信を持っている証拠です。

つまり、中古スマホ選びで失敗しないコツは安さだけで飛びつかないこと。

価格より「信頼できるお店かどうか」を基準にすることで後悔する可能性がぐっと下がります。

中古スマホはどこで買うと失敗しない？

安心して買いたいなら専門店かキャリア認定品がおすすめです。

理由は以下の通りです。

逆に、個人間取引は「動かなくても返品できない」ことが多いため初心者にはおすすめできません。

購入先	メリット	デメリット
専門店（じゃんぱら、イオシス他）	動作確認済み／状態ランク明記／保証あり／赤ロム永久保証あり	激安品は少なめ
キャリアショップの中古、認定品	検品が厳しい／保証が厚い／未使用品も多い	価格がやや高め
フリマアプリ（メルカリ、ヤフオク）	最安値で買えることも	赤ロムや不良、アカウントロックなどリスク大／保証ほぼなし

ゲオの中古スマホの評判をまとめました

中古スマホを買う場所としてよく名前が出るのが「ゲオ」です。

実際の評判をまとめると、次のような声が多く見られます。

良い口コミ

微妙な口コミ※注意点

特にゲオは「実機を手に取れる」という強みがあります。中古スマホ初心者にとって「自分の目で状態を確かめられる」というのは大きな安心材料です。

ただし、バッテリー最大容量など細かい情報を知りたい場合はオンライン専門店（イオシス、じゃんぱらなど） のほうが情報の透明性は高い傾向があります。

中古スマホはやめとけと言われるが…

「中古スマホはやめとけ」と言われる一番の理由はリスクを知らずに買ってしまう人が多いからです。

こうした「知らないと気づけない落とし穴」が存在します。

でも、逆に言えばリスクを知って対策すれば問題ないということでもあります。

つまり、中古スマホの「やめとけ」は「知識なしで突っ込むのは危ないよ」という意味なのです。

安くて手軽、しかも最近は品質の良い個体も増えています。だからこそ、慎重に選べば賢い買い物になります。

いろいろチェックすることがあってめんどくさいな…と思ったら下記の3つを意識すると失敗する可能性は大きく下がります。